新刊『Excel VBAのスキルを実務で活かし切るための本』を6月25日に発売
日本頭脳株式会社(本社:東京都中央区)とソシム株式会社(本社:東京都千代田区)は、実務でVBAを活用するための技術とノウハウを集約した『Excel VBAのスキルを実務で活かし切るための本』を6月25日に発売します。
◆書籍概要
著者 : 永井 雅明
出版社 : ソシム (2021/6/25)
発売日 : 2021/6/25
言語 : 日本語
単行本 : 340ページ
ISBN-10 : 4802613180
ISBN-13 : 978-4802613187
◆本書の特徴
1.【題材】実務に直結する事例中心で、わかりやすい!
現場経験にもとづく事例ベースで解説しているので、実務担当者の方の頭にしっかり入ります。文法ごとに解説をするVBA本が多いですが、それでは記憶に残りにくいですし、日常業務でVBAを使おうと思っても、すぐに活用することができません。
2.【効果】実務でVBAをバリバリ活用する能力が身に付く!
本書はVBAの基礎知識がある方向けの本で、実務におけるVBAの活用に特化した内容となっています。チーム内でマクロを共有する方法や、エラー解決の技術、さらには業務自動化ツールの開発まで紹介しており、仕事の中でマクロ・VBAを使いこなしたいあなたに最適です。
3.【著者】業務改善のプロが培ってきた経験とテクニックが満載!
現場の最前線で15年以上業務改革をリードしてきた百戦錬磨の著者だからこそ書ける、経験と実績にもとづいたプロの知恵とノウハウが惜しみなく紹介されています。著者が開催する大人気Excel VBAセミナーのエッセンスもふんだんに盛り込んでいます。
◆目次
■序章 初級レベルから実戦レベルへ
本書の内容のサマリーを紹介し、本書を読み進める上で必要なVBAの基礎知識を総ざらいします。
0-1 VBA を実務で活かし切るための”8つの秘訣”
0-2 これだけは押さえておきたいVBA の基礎
■第1章 効率よくプログラミングするためのノウハウ
第1章では、プログラミング作業のスピードを向上するためのテクニックや、コードを書くときにミスをしないための仕組みづくりを紹介します。
1-1 コピペはスピードアップの第一歩
1-2 対になるキーワードは先に書く
1-3 With を使い倒す
1-4 コメント機能をツールバーに追加する
1-5 自動メンバー表示を活用する
1-6 処理時間を短縮する
1-7 わからなければ、調べればいい
■第2章 他人が理解できるプログラムの書き方
第2章では、ノンプログラマーである実務担当者のみなさんが、自分にも他人にも理解しやすいコードを書けるようになるための、さまざまなテクニックを紹介します。
2-1 変数は日本語で書く
2-2 コメントは丁寧かつ端的に
2-3 インデントを必ず入れる
2-4 処理を詰め込みすぎない
2-5 プロシージャのまとめ方
■第3章 チームで共有して活用するために必要なこと
第3章では、チームでマクロを共有するために意識しないといけないことや、コードの管理手法を詳しく解説します。
3-1 個人利用とチーム利用の大きな違い
3-2 チーム利用するなら説明書が必要
3-3 ファイルパスは相対パスにする
3-4 範囲を固定しない
3-5 ボタンを設置する
3-6 プログラムを修正する前にやるべきこと
3-7 変更履歴を管理する
■第4章 エラーを迅速に解決するための技術
第4章では、エラーの原因をすばやく把握し、的確にエラーに対処するためのテクニックを解説します。
4-1 エラーの分類を知る
4-2 エラーメッセージが最大のヒント
4-3 デバッグのやり方
4-4 デバッグに役立つウィンドウの使い方
4-5 エラーハンドリング
■第5章 さらなるスキルアップのための実戦テクニック
第5章では、一般的なVBAの書籍には載っていない、実務ならではの知識やテクニックを紹介します。
5-1 定数化を徹底する
5-2 配列を使う
5-3 オリジナルのプロパティとメソッドを作る
5-4 ユーザーフォームはいらない
5-5 遅延バインディングを使おう
5-6 設定値化する
■第6章 業務自動化ツールの開発
第6章では、業務自動化ツールの開発手法を紹介し、独力で業務を自動化するための手順を解説します。
6-1 ツール作成の流れ
6-2 要件定義のやり方
6-3 設計のやり方
6-4 プログラミングのやり方
6-5 テストのやり方
6-6 メンテナンスのやり方
■第7章 第三者が書いたプログラムのメンテナンス
第7章では、マクロの中身を何も把握していない状況を想定して、コードの意味を理解しながら整理し、メンテナンスしやすいように修正していく手法を解説します。
7-1 リファクタリングとは
7-2 プログラムの調査
7-3 コードの整理
7-4 コードの修正
7-5 プログラムの改良
■第8章 Excelのデータベース化
第8章では、Excelファイルをデータベースとして扱うことで、大量データでもスピーディに処理する方法を学習します。高度なデータ処理技術を習得するための入り口にもなります。
8-1 データベースとは
8-2 データベース接続
8-3 SQL 作成
8-4 レコードセットの活用
◆著者 永井 雅明(ながい まさあき)
日本頭脳株式会社 代表取締役。ITストラテジスト、応用情報技術者。早稲田大学理工学部卒。世界最大級のコンサルティングファームであるプライスウォーターハウスクーパース出身。IT戦略策定および業務システムの企画・要件定義・設計に精通しており、数多くの業務改革プロジェクトをリードしてきた。
日本頭脳株式会社のミッションは、オフィスワークの生産性革命。主力事業として、データ処理アウトソーシング、業務効率化ツール開発、Excel生産性向上研修などを展開している。
ホームページ:https://nihonzuno.co.jp/