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働き方改革の第一歩は、生産性向上から

◆労働時間の短縮による歪み

安倍首相の旗振りのもと、3月28日に開催された「働き方改革実現会議」では、以下の9つのテーマについての実行計画が決定されました。

 

1.非正規の処遇改善  ⇒同一労働同一賃金の導入
2.長時間労働の是正  ⇒時間外労働の上限規制
3.賃金引き上げ  ⇒最低賃金引き上げ
4.柔軟な働き方  ⇒テレワーク・副業・兼業の推進
5.女性・若者の活躍  ⇒学びの機会提供、就職支援
6.子育て・介護と仕事の両立  ⇒保育士等の待遇改善
7.転職・再就職支援  ⇒転職受入への助成拡大
8.高齢者の就業促進  ⇒定年延長への助成拡大
9.外国人材の受け入れ  ⇒検討開始

 

これらを企業に適用していく場合、人事制度の刷新と、そのための財源が必要になります。それはすぐにできることではありません。時間をかけて議論し、各所での調整を経なければいけません。

 

また、電通やヤマト運輸など多くの企業で問題になっている長時間労働ですが、この解決策として「労働時間の短縮」とか「終業時間の前倒し」といった安易な対応で済まそうとする企業が多いのは事実です。

 

単に終業時間を前倒しすれば、早出する社員が増えるだけでしょう。労働時間を減らせば、社員は仕事を家に持ち帰ってやるでしょう。その結果、隠れた残業時間が発生したり、情報漏えいリスクが高まります。このように、歪みが必ず出ます。

 

安易な解決策に走るのではなく、社員の働き方を根本的に変える正しいアプローチが必要なのです。

 

◆働き方改革の正しいアプローチとは

 

長時間労働を解決するには、制度面の変更だけではダメで、「業務効率化」や「生産性向上」もセットで行う必要があります。

 

手っ取り早く生産性を上げる手段として、ITリテラシーの向上と、VBAを活用した業務改善が挙げられます。

 

第一段階として、手作業・手入力のスピードをいかに上げるか、いわゆる時短(時間短縮)テクニックを習得するのが効果的です。IT研修を開催し、Excelのショートカットや関数の活用方法を身につけ、それを業務で実践していくのは比較的短時間で実現できます。

 

ただし、手作業・手入力といった人間がやる作業がある以上、どうしてもミスは起きるし、一定以上の時間はかかります。そこで登場するのが、手作業・手入力を一切排除しようという発想です。

 

つまり第二段階としては、手作業・手入力をなくすための、業務の自動化を実現していくのです。といっても、高額なシステムを導入する必要はありません。お金をかけずに生産性を上げるには、VBA(Officeソフトに内蔵されたプログラム言語の一つ)を使えばよいのです。

 

ExcelやWordを使ったルーティンワークなら、VBAを使ったツールを開発することで、簡単に自動化を実現することができます。4時間以上かかっていた作業がたった5分で終わることもよくあります。

 

大企業を中心として業務効率化の実績や経験が豊富な弊社では、企画や要件定義段階からさまざまなご提案ができます。単なる開発業者では難しい業務プロセスの改善提案や、利用者の利便性を考え抜いたプロの設計をご提供できます。

 

短時間で効果の高いツールを導入して生産性を向上させるからこそ、労働時間の短縮が可能となります。働き方改革を実現するには、まず生産性を向上させることが肝なのです。

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