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オフィス業務の体型図

まず、業務全般を大きく分類してみると、フロントオフィス業務とバックオフィス業務に分かれます。

 

図1

 

フロントオフィス業務はお客様の前に立つ仕事、バックオフィス業務は(基本的には)お客様の前には立たない仕事です。言い方を変えると、フロントオフィス業務はお客様を助ける仕事、バックオフィス業務は「フロントオフィス」を助ける仕事とも言えます。

 

フロントオフィスの代表的な部門は、営業部門、調達部門、設計部門、開発部門、生産部門、物流部門、販売部門、保守部門、カスタマーサポート部門(コールセンター部門)などが挙げられます。

 

そしてバックオフィスの代表的な部門は、人事部門、経理部門、財務部門、経営企画部門、研修部門、総務部門、広報部門、法務部門、購買部門、情報システム部門などが挙げられます。社長(社長室)というのは、全社を支えるという意味では、バックオフィス部門に位置付けることもできます。

 

上記のような部門の分け方を機能別組織(職能別組織)と呼びます。日本の事業会社のほとんどは、機能別組織を採用しています。機能別組織には、専門的な知識が蓄積しやすいというメリットがありますが、デメリットとして、部門間連携が弱い(部門間の交流がないために部門横断的な業務に協力的ではななくなる)、事業ごとの責任があいまいになるといったことが挙げられます。

 

業務効率化を考えた場合、例えばIT投資を行うなら全社最適なIT投資を行わなければいけないところ、ほとんどの会社では部門ごとにITを調達しています。同じような情報ポータルやソフトウェアを各部門で重複して購入していたり、部門間でプロセス改善すべきところを各部門が独立して、自部門の中だけで業務改善しているために、部門間でみたときの業務の流れは極めて非効率的であるというケースも見受けられます。

 

ではマトリックス組織にすれば解決するのか、事業部別組織にすればよいのか、というとそういうことだけでは解決できません。ならばどうすればよいのか、ということについて、次章以降で検討を加えていきたいと思います。

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  1. 2016年 6月 21日
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